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Genovision Dock®で始める、オーダーメイドな健康戦略  ~遺伝子を知り、行動を変え、未来の健康をデザインする~

公開日: 2026.05.15

検査

Genovision Dock®で始める、オーダーメイドな健康戦略  ~遺伝子を知り、行動を変え、未来の健康をデザインする~

「うちは、がん家系だからね」そんな言葉を、職場や家庭で耳にしたことはないでしょうか。

健康診断や人間ドックでも、「家族歴」を記入する欄があります。

私たちは経験的に、疾患のなりやすさには遺伝的な要素があることを知っています。

では、その「なんとなくの感覚」は、どこまで科学的に説明できるのでしょうか。


遺伝子検査サービスは、特別なものではなくなった

この20年間で、遺伝子解析コストは劇的に下がりました。その結果、一般の方でも比較的気軽に遺伝子検査サービスを受けられる時代になっています。

米国では、自分のルーツを知る祖先解析が一大ブームとなりました。一方、日本では、

・ダイエット

・疾患のなりやすさ

・肌質や筋肉のつきやすさといった体質

といった、健康や生活に直結するテーマの遺伝子検査サービスが多く利用されています。

しかし、ネットの口コミを見ると、遺伝子検査サービスって、サービスによって結果が異なるし、「あたる/あたらない」の占いに近いのでは?と不安に思う方もいるようです。

遺伝子検査サービスは「占い」なのか?

確かに、世の中にある遺伝子検査サービスのエビデンスは玉石混交です。

ただし、疾患のなりやすさ(疾患リスク)という領域に限れば、状況は大きく変わってきています。

近年では、

・数万人規模

・数年~十数年の追跡期間

といった大規模なGWAS研究により、特定のSNPs(遺伝子の特徴点)と、将来の疾患発症リスクとの間に統計的な関連性があることが、次々と報告されてきました。

大規模GWAS研究から見る「遺伝リスク×生活習慣」の例

「遺伝で決まる」=「もう手遅れ」ではありません

では、遺伝的にリスクが高いと分かったら、それは運命なのでしょうか。

実は、多くの疾患では

  • 遺伝要因
  • 環境要因(生活習慣)

の両方が関与していることが、双子研究などから分かっています。ここでいう「双子研究」とは、遺伝の共有度が違う双子を比べることで、疾患のなりやすさに占める「遺伝」と「環境」の寄与を推定する研究手法です。ポイントは、一卵性双生児は遺伝子(DNA配列)をほぼ100%共有する一方、二卵性双生児は兄弟と同程度で平均50%程度しか共有しない、という違いにあります。両者はどちらも同じ家庭で育つことが多いため、「育った環境(生活習慣)はおおむね同じ」という仮定のもと、遺伝の影響を「比較」しやすくなります。疾患によって比率は異なりますが、下表のとおり、環境要因(生活習慣)の影響が想像以上に大きい疾患も少なくありません。

疾患ごとの遺伝要因と環境要因の寄与の推定例 出典:AMA. 2016 Jan 5;315(1):68-76.

「遺伝だから、しかたがない」ということではなく、環境要因(生活習慣)を整えることで、実際の発症確率を下げられる余地があるのです。実際、遺伝的にリスクが高い人でも、生活習慣を見直すことで、発症リスク低減につながる可能性があることも、大規模研究で示されてきています。

だからこそ、「遺伝子検査サービス+行動」が重要

ここまでを整理すると、遺伝子検査サービスの本質はこう言えます。

・遺伝子を調べることで将来なりやすい疾患を、統計的・確率的に把握できる

・その結果をもとにどんな生活習慣に気をつけると、その疾患の予防につながるか調べることができる

・意識して行動を変えることで日々の健康管理に役立てられる可能性がある

Genovision Dock®は、そのための材料を提供するサービスです。

NTTグループが提供する遺伝子検査サービス ― Genovision Dock®

当社では、遺伝子検査サービス「Genovision Dock®」を2020年から提供しています。
全国70以上の医療機関で人間ドックのオプションとして導入され、累積12万人以上の方にご利用いただいてきました(2026年5月時点)。

特徴の一つは、「数より精度」を重視していることです。

疾患の数は少ない。でも、予測精度には妥協せず、行動変容案内は充実。

幅広い疾患数を訴求するサービスもありますが、Genovision Dock®では、解析品質と根拠に基づく行動提案を重視しています。

 

精度へのこだわり① DNAチップへの投資

・東アジア人の遺伝的特徴を捉えやすい Illumina社 Infinium Asian Screening Arrayを採用(このDNAチップは相対的に高価なのですが、日本人に多い遺伝子変異を網羅的に計測することができます)

精度へのこだわり② 解析品質

・NTTが出資する、日本有数の遺伝子解析事業者であるジェネシスヘルスケアにて解析

・厳格な品質管理

精度へのこだわり③ 参照する研究論文のキュレーション

・日本人または東アジア人を対象とした研究に限定

・一定規模以上で実施された研究に限定

そして、リスクの高い疾患の予防につながる世界の研究成果を、会員サイト上で毎年更新してご案内しています。

「国内完結」で「NTT基準のセキュリティ」を徹底

「遺伝子情報は究極のプライバシー情報。情報が漏れるリスクが不安…」という方もいらっしゃることと思います。私たちは、お預かりした大切な情報をNTT基準の厳格なセキュリティコントロール下で管理。あんしんしてお預けいただける体制を整えています。たとえば、社員であっても、複数人合議でなければ受検者の検査結果を閲覧することができないシステムを整備しています。また、海外解析を行うサービスも存在しますが、Genovision Dock®では、全ての検査プロセスを「国内完結」で行っています。

では、Genovision Dockを受けたら、どう活用すればいいのでしょうか?

ここからは、受検後の活用イメージを4つのステップでご紹介します。

Step1|まずは「ハイリスクの疾患」を正しく理解する

検査結果を見ると、

・名前を聞いたことのある疾患

・ほとんど知らなかった疾患

の両方が並ぶかもしれません。

あまり知らない疾患がハイリスクだった場合、まずその疾患を理解しましょう。

Genovision Dock®の会員サイトでは、

・疾患の解説ページ

・疾患によっては 医師による動画解説

を見ることができます。

特に

・好発年齢

・初期症状

を把握しておくことは(〇歳くらいになって、□の症状に気が付いたら、この疾患の可能性があるのだな、と理解しておくことは)疾患の早期発見につながります。

※一部の疾患については、会員サイトの疾患説明の中に記載があります。

Step2|「あなた向け」に最適化された予防行動を取り入れる

検査結果レポートには、P.7にあなたの遺伝的リスクに応じた「予防行動アドバイス」のサマリが掲載されています。

まずは、「できそうなこと」から意識して生活に取り入れてみましょう。

さらに会員サイトでは、

・疾患ごとの予防行動の明細

・その根拠となる研究論文の情報

も多数確認できます。

たとえば、疾患リスクにより推奨が異なる例として、

・大腸がんリスクが高い → 牛乳をよく飲む

・前立腺がんリスクが高い → 乳製品を控える

といった予防行動が案内されており、同じ行動が、疾患によっては、プラスにもマイナスにもなることが分かります。

テレビや雑誌でみた「健康に良さそう」な情報が、あなたにとってベストかどうか、会員サイトを是非ご確認ください。

※食事制限や持病がある方は、医師・管理栄養士等に相談の上で調整してください。

Step3|人間ドックを「オーダーメイド」に考える

人間ドックを受けるとき、どのようにオプション検査を選んでいますか?

実は、一般的な人間ドックでは見つけにくい疾患も存在します。

・膵臓がん:エコーで見つかることもあるが、見落とされることもある

・食道がん:検査の種類によって得手不得手があり、胃カメラであれば発見しやすいが、バリウム検査では早期食道がんの検出に限界がある

遺伝的に

・膵臓がんリスクが高ければ →膵臓がんの早期発見につながるオプション検査を選択する

・食道がんリスクが高ければ → バリウム検査ではなく、胃カメラを選択する

といったように、医師と相談の上、自分のリスクに応じて検査内容を工夫することが考えられます。遺伝子検査サービスの結果に基づき、あなたにとってハイリスクな疾患を早期発見できるような人間ドックメニューを考えてみませんか?

Step4|「もしも」に備えた、保険の検討材料に

疾患は、予防と早期発見が重要です。
それでも、残念ながら罹患してしまうことはあります。

そのときのために、
将来の健康管理やライフプランを考えるうえで、備えについて考えるきっかけになるかもしれません。

検討観点の例としては、たとえば、

・がんリスクが高い → がんパネル検査をカバーできる医療保険

・アルツハイマー病リスクが高い → 認知症保険

・脳梗塞リスクが高い → 介護保険

・乳がんリスクが高い → 乳房再建オプションを含む医療保険

などです。

日本の皆保険制度は非常に優れていますが、「がんパネル検査などの自由診療も含めて、最先端の治療を受けたい」という場合には、(現行の制度では)自己負担が高額になるケースがあります。

確率の高いリスクについて保険でのリスクヘッジを考えてみる。それも、遺伝子検査サービスの一つの活用法ではないでしょうか。

※特定の保険商品を推奨するものではなく、検討観点の一例です。

未来の健康は、天気予報とよく似ています。

雨の予報が出ていれば、私たちは傘を持って出かけます。
晴れるかもしれないけれど、備えておく。

遺伝子検査サービスも同じです。

Genovision Dockを活用し、「知らなかった未来」ではなく、「準備した未来」へ。

あなたの健康な未来に、ぜひ役立ててください。

 ※検査結果は、論文などの研究成果に基づく確率情報であり、将来を断定するものではありません。

注意事項

・本サービスは診断を行うものではありません。

・最終的な健康管理・受診判断は、医師等の専門家にご相談ください。

 

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